2021年のふりかえり

今年は読書→野球→英語→麻雀の年だったかな。

読書

2021年の目標として、本を読むことを挙げていた(のをさっき思い出した)。 わたしは小学生くらいの頃本を読むのが大好きで、(貸出期限である2週間にあわせて)隔週で図書館に連れて行ってもらっていた。通っていた公文式の夏休みの宿題として「100冊本を読む」というのを選択してたくさん本を読んでいた。(そして8月末には間に合わせるために図書館にこもってひたすら本を読んだのだった) そんなふうにわたしは本を読むのを好きだったはずなのに、大人になってからは読まなくなってしまったので、今年はそんな目標をたてたのだった。 本を読むために、今の家に住み始めてから初めて最寄りの図書館に行った。子どもの頃通っていた図書館は自治体の中央図書館だったのに対して、今の最寄りの図書館はこじんまりしているので読みたい本をそこから探すには少し物足りないと思うのだけれど、インターネットで読みたい本を予約すると近隣の図書館から配送してくれて受け取れるのでとても便利でその意味では十分だった。図書館は本当にありがたい。 特に上半期と、寒くなってからはよく図書館に通って、だいたい30冊くらいの本を読んだ。 本を読む楽しさを思い出せたのはとてもよかった。

野球

オリックス・バファローズを応援し始めて6年目のシーズン、初めての A クラス、初めてのリーグ優勝、初めての CS、初めての日本シリーズだった。毎年負けている開幕戦で今年も負け、シーズン初めの方は今年もまた下位をうろうろするのかと思っていたけれど、交流戦でエンジンがかかり、いつの間にか首位にまで来てしまった。途中主力の離脱もあるなか、なんとか首位でシーズンを終えてくれた。中島監督がテーマに掲げた「育成」は若手の育成という意味だけでなく、選手に勝ち癖をつけるという意味だと言っていた。その通り、選手たちがどんなときも諦めずに真剣に優勝に向かって勝とうとしている姿はとてもよくて、ここまで応援してきてよかったと思えた。 去年はコロナもあって現地には行かなかったけれど、秋頃から感染状況が落ち着いてきたのもあり、シーズン終盤に優勝を見れるかと大阪と、そこから急遽予定を変更して宮城まで直接行ったりもした。(10月末の仙台の野外球場はとても寒かった)(ちなみに最終戦が終わっても優勝は決まらなかったので、優勝の瞬間を見ることはできなかった) 日本シリーズも3,4,5,6 戦は現地で見てきた。日本一にはなれなかったけれど、5戦目でなんとか踏ん張って神戸に行けたのはよかった。(11月末の神戸の野外球場は凍えるくらい寒かった) オリックス・バファローズにはすごい選手がいるのにチームが弱いから目立たないという状況をすごくもどかしく感じていたので、今年は特に山本由伸にスポットライトが当たってよかった。今の日本最強投手だということにみんな反論はないのでは。 今年のお気に入りとしては2年目の宮城と紅林コンビで、とても活躍してくれたし、キャラも濃くてめっちゃいい。

そして何より、6年間一緒につらいなか応援してきたポンタの喜びが見られたのもよかった。ポンタがいなかったらオリックス・バファローズをこんなに好きになることもなかったし、逆にポンタがオリックス・バファローズを応援していなければこんなにポンタを好きになることもなかったので。 とても楽しませてもらったシーズンでした。

英語

英語の動画を見たときに、せめて字幕があったら意味がわかるようになりたいなあ……と思って、9月末くらいから英語の勉強ブームが来ていた。DUO3.0 をやったり、BBC 6 minutes English をやったり、2ヶ月くらいめちゃくちゃに英語の勉強ばかりしていた。そのときに TOEIC の申し込みをした。11月は日本シリーズと予定がかぶっていたため 12 月の試験に申し込んだのだが、12月にはかなりモチベーションが落ちてきてしまっていて、あまりよくない状況で試験を受けることになってしまった。。。結果よくなさそう。 会社に英語の勉強したい人が他にもいて一緒に勉強しようと盛り上がれたのはよかった。急激にやってすぐに上達するものでもないので、来年もゆるゆると続けていきたい。

麻雀

今年の新しいハマりものはこれ! 麻雀自体は大学時代にネット麻雀をちょっとやったことがあるくらいで、もうすっかりやっていなかったのだが、ちょうどプロ野球のレギュラーシーズンが終わってCSまでの間に暇で、夫がMリーグの放送を見ていたのを一緒に見たらハマってしまった。 MリーグというのはAbemaTVで放送されているプロ麻雀リーグ戦。8チームに分かれてシーズン通して戦って、ポイント上位のチームがセミファイナル、ファイナルと進める。麻雀は4人でやるので、4チームで1人ずつ出てきて対局して、その選手の結果のポイントがチームのポイントとなり、その合計ポイントを競っている。有名どころだと、俳優の萩原聖人さんが雷電というチームから出場している。 かなり魅せることを意識しているようで、なんかかっこいい広い部屋の真ん中で対局が行われたり、演出もいちいちかっこいい。 最初に見た回で、そこまでラス(四着)が続いていた村上淳選手がトップを取ったインタビューで泣きながら応援している人への感謝を述べていたのがとても印象的で、そこからどんどんハマっていってしまった。 ここでMリーグの面白さを語っておく。

1つ目は麻雀は4人対戦のゲームで、勝ちと負けではなく、順位がつくところ。 ふだん野球を見ているのと違うなと1番感じるのはここ。 一対一のゲームだとリーグ戦でもなんでも、基本的には勝ちを目指すことになるのだが、4人でのゲームなので戦略性がある。今チームの状況がいいからむやみにトップを目指さずに2位を守ろうとか、このチームは今ポイントを競っているからあがらせたくないので、他のチームにあがってもらおうとか、いろんな考え方がある。今はまだレギュラーシーズンの中盤なのでそうでもないが、終盤になるとこの辺りはかなりシビアになってきそう。とても楽しみ。

2つ目は、これはわたしの好みの問題なのだけれど、選手の情報発信が多いところ。試合後にインタビューがあり、AbemaTVプレミアム会員だと見られるオフショットがあり、チームごとのイベントでライブ配信をやっていたり、当然みんなTwitterをやっていたりなど、選手の言葉を聞ける機会がとても多い。わたしは何かを応援するときにその人が何を考えて何を感じているかを知るのが好きなようで、その辺りを知ることで感情移入して応援するようになった。そうするととても楽しい。

3つ目は、麻雀は自分でできるところ。わたしはとても運動音痴なので野球を見ていても自分では絶対にできないし、技術的な話には実は全くついていけていないのだけれど、麻雀は運動じゃないのでわかる!試合中の解説や選手の牌譜検討配信でひとつひとつの選択の理由がわかったりすると、自分も強くなった気がする(実際この2ヶ月くらいで以前よりはだいぶ上手くなったと思う)

そんなこんなでMリーグにハマってから自分でもまた麻雀を結構やっていて、ネット麻雀と、先日初めて雀荘でリアル麻雀もやってみて、とても楽しかった。 麻雀のいいところは、運の要素が強いので初心者が強い人相手に勝てることもあり、実力差がある人とも割と楽しく遊べるところだと思う。 麻雀できるひと、遊びましょう。

自分について

もう結構長く生きてきたのだけど、今年は自分について少しわかってきた気がする一年だった。 気づいたこととしては、自分は結構飽きっぽいということ。 正確にいうと、ハマるとそのときはそれに夢中なんだけど、もっと好きなことできるとそっちに夢中になって、いろいろなことを並行して継続するのが結構難しいということがわかった。 そして、好きじゃないことをすることは、思ったよりもできない。 自分がやりたいことを続けていくために、それを好きでいるための努力というか、工夫というかをしていく必要があるなと思った。