meishi2 をつくった

キーボード、欲しい

自作キーボードの話は結構前からよく聞いていて、分割キーボードいいなーとか、可愛いキーボード使えたら楽しいだろうな〜と思っていた。同時に、つくるのも難しそうだし、はんだ付けとか難しそうだし、そもそもつくるのに何が必要なのかよくわからなくて、非常にハードルを感じていた。

話はかわるが、わたしはキーボードを打つのがとても下手で、運指がめちゃくちゃである。というのも例えば、まれに左 Shift を左手親指でとったりする。ホームポジションとは。これがまたもう20年以上の癖でなかなか直らない。そんなことで困っていたのだが、最近、親指で押してしまうなら親指で修飾キーが押せたらよいのでは!?と思ったのがきっかけで、分割で親指キーがあるキーボードが欲しくてたまらなくなった。

キーボードが欲しい様子↓

銀座Rails#25 で自作キーボードの話が出てきたときの様子↓

はんだ付け不要のキーボードもあるということを知って、それなら大丈夫だろう!と思ったのだけれど、自作キーボードについて調べているうちにはんだ付けやってみるか〜!?とテンションが上がってきた。 特によかったのが紹介していただいたこちらの 『自作キーボードのススメ』。

gihyo.jp

部品の名前や用語、キーボードを組み立てるために必要なものなど、???と思っていたことがまとまっていてとてもわかりやすかったので、これならできるかも!?!?という気持ちになれた。わたしのように興味はあるけれど、なんもわからん、何から調べたらいいの?みたいな人にオススメしたい。

そして、その上がったテンションのまま翌日自作キーボードのお店遊舎工房に行くことにした。

遊舎工房に行く

いろんなキーボードが置いてあって実際にさわれてすごい。数字キーはやっぱり欲しいのでは?いやいらないか?などなど妄想がふくらみテンションが上がって、そのまま一式買って帰ることも一瞬考えた。が、冷静になり試しに meishi2 にチャレンジして、つくれたら次に進むことにした。(組み立てサービスは現状通販のみらしいので、勢いで買って帰って全然つくれない!となったら詰む)

小さいし、キーが4つなので、これならいけそうな気がするよね! yushakobo.jp

meishi2 をつくるには、このキットと、スイッチとキーキャップが4つずつ必要。 スイッチとキーキャップがセットのものも売っていたけれど、好きな色のキーキャップと、いろいろ押してみてなんかいい感じがしたスイッチを別で購入した。 購入直後に、スイッチは別々のを4つ買えばよかったと後悔したけれど、作成後には4つ並んでることで打鍵感がわかりやすいような気がしたのでこれでよかったかも。

作成のようす

meishi2 作者の方によるビルドガイドWEB+DB PRESS Vol.112 を参考にしながらつくった。 道具はビルドガイドのものをそのまま揃えた。のだが、後からはんだがないことに気づいて慌てて注文した。

はんだ付けをするのは中学生以来で緊張していたため、電源を入れずにイメージトレーニングをしてから臨んだ。 最初は奇妙な形にはんだがくっついたりもしたのだが、数をこなしているうちに慣れてきてスピードも上がり、上手いとは言えないがなんとか形になってきた。

一番苦労(?)したのは、ファームウェアのビルドのための環境構築で、

インストールに時間がかかりますので、キー ボードを組み立てる前に環境の準備を行ってください。

WEB+DB PRESS Vol.112 に書いてあったのに忘れていたわたしは、組み立て終わった後、インストールが終わるまでの時間を悶々と過ごすことになった。これから始めるみなさまはお気をつけください。

こちらが完成品

反省点はスイッチがずれないようにテープでとめてからはんだ付けをしたはずなのになぜか曲がっているキー。とめた時点で曲がっていたのだろう……。次回はちゃんと揃えてまっすぐになっていることを確認しよう。

はんだ付けした部分(特に最初の方にやったところ)はめちゃくちゃに不恰好なのだが、問題なく動作したので、意外といけるやん!という気持ち。動くと嬉しい。

次回

自信をつけたので、マクロパッドじゃないキーボードにも挑戦していくぞ!と思っている。可愛いキーキャップを用意して臨みたい。次回は、ErgoDash mini か Corne Cherry Light でお会いしましょう(悩んでいる)