2021年のふりかえり

今年は読書→野球→英語→麻雀の年だったかな。

読書

2021年の目標として、本を読むことを挙げていた(のをさっき思い出した)。 わたしは小学生くらいの頃本を読むのが大好きで、(貸出期限である2週間にあわせて)隔週で図書館に連れて行ってもらっていた。通っていた公文式の夏休みの宿題として「100冊本を読む」というのを選択してたくさん本を読んでいた。(そして8月末には間に合わせるために図書館にこもってひたすら本を読んだのだった) そんなふうにわたしは本を読むのを好きだったはずなのに、大人になってからは読まなくなってしまったので、今年はそんな目標をたてたのだった。 本を読むために、今の家に住み始めてから初めて最寄りの図書館に行った。子どもの頃通っていた図書館は自治体の中央図書館だったのに対して、今の最寄りの図書館はこじんまりしているので読みたい本をそこから探すには少し物足りないと思うのだけれど、インターネットで読みたい本を予約すると近隣の図書館から配送してくれて受け取れるのでとても便利でその意味では十分だった。図書館は本当にありがたい。 特に上半期と、寒くなってからはよく図書館に通って、だいたい30冊くらいの本を読んだ。 本を読む楽しさを思い出せたのはとてもよかった。

野球

オリックス・バファローズを応援し始めて6年目のシーズン、初めての A クラス、初めてのリーグ優勝、初めての CS、初めての日本シリーズだった。毎年負けている開幕戦で今年も負け、シーズン初めの方は今年もまた下位をうろうろするのかと思っていたけれど、交流戦でエンジンがかかり、いつの間にか首位にまで来てしまった。途中主力の離脱もあるなか、なんとか首位でシーズンを終えてくれた。中島監督がテーマに掲げた「育成」は若手の育成という意味だけでなく、選手に勝ち癖をつけるという意味だと言っていた。その通り、選手たちがどんなときも諦めずに真剣に優勝に向かって勝とうとしている姿はとてもよくて、ここまで応援してきてよかったと思えた。 去年はコロナもあって現地には行かなかったけれど、秋頃から感染状況が落ち着いてきたのもあり、シーズン終盤に優勝を見れるかと大阪と、そこから急遽予定を変更して宮城まで直接行ったりもした。(10月末の仙台の野外球場はとても寒かった)(ちなみに最終戦が終わっても優勝は決まらなかったので、優勝の瞬間を見ることはできなかった) 日本シリーズも3,4,5,6 戦は現地で見てきた。日本一にはなれなかったけれど、5戦目でなんとか踏ん張って神戸に行けたのはよかった。(11月末の神戸の野外球場は凍えるくらい寒かった) オリックス・バファローズにはすごい選手がいるのにチームが弱いから目立たないという状況をすごくもどかしく感じていたので、今年は特に山本由伸にスポットライトが当たってよかった。今の日本最強投手だということにみんな反論はないのでは。 今年のお気に入りとしては2年目の宮城と紅林コンビで、とても活躍してくれたし、キャラも濃くてめっちゃいい。

そして何より、6年間一緒につらいなか応援してきたポンタの喜びが見られたのもよかった。ポンタがいなかったらオリックス・バファローズをこんなに好きになることもなかったし、逆にポンタがオリックス・バファローズを応援していなければこんなにポンタを好きになることもなかったので。 とても楽しませてもらったシーズンでした。

英語

英語の動画を見たときに、せめて字幕があったら意味がわかるようになりたいなあ……と思って、9月末くらいから英語の勉強ブームが来ていた。DUO3.0 をやったり、BBC 6 minutes English をやったり、2ヶ月くらいめちゃくちゃに英語の勉強ばかりしていた。そのときに TOEIC の申し込みをした。11月は日本シリーズと予定がかぶっていたため 12 月の試験に申し込んだのだが、12月にはかなりモチベーションが落ちてきてしまっていて、あまりよくない状況で試験を受けることになってしまった。。。結果よくなさそう。 会社に英語の勉強したい人が他にもいて一緒に勉強しようと盛り上がれたのはよかった。急激にやってすぐに上達するものでもないので、来年もゆるゆると続けていきたい。

麻雀

今年の新しいハマりものはこれ! 麻雀自体は大学時代にネット麻雀をちょっとやったことがあるくらいで、もうすっかりやっていなかったのだが、ちょうどプロ野球のレギュラーシーズンが終わってCSまでの間に暇で、夫がMリーグの放送を見ていたのを一緒に見たらハマってしまった。 MリーグというのはAbemaTVで放送されているプロ麻雀リーグ戦。8チームに分かれてシーズン通して戦って、ポイント上位のチームがセミファイナル、ファイナルと進める。麻雀は4人でやるので、4チームで1人ずつ出てきて対局して、その選手の結果のポイントがチームのポイントとなり、その合計ポイントを競っている。有名どころだと、俳優の萩原聖人さんが雷電というチームから出場している。 かなり魅せることを意識しているようで、なんかかっこいい広い部屋の真ん中で対局が行われたり、演出もいちいちかっこいい。 最初に見た回で、そこまでラス(四着)が続いていた村上淳選手がトップを取ったインタビューで泣きながら応援している人への感謝を述べていたのがとても印象的で、そこからどんどんハマっていってしまった。 ここでMリーグの面白さを語っておく。

1つ目は麻雀は4人対戦のゲームで、勝ちと負けではなく、順位がつくところ。 ふだん野球を見ているのと違うなと1番感じるのはここ。 一対一のゲームだとリーグ戦でもなんでも、基本的には勝ちを目指すことになるのだが、4人でのゲームなので戦略性がある。今チームの状況がいいからむやみにトップを目指さずに2位を守ろうとか、このチームは今ポイントを競っているからあがらせたくないので、他のチームにあがってもらおうとか、いろんな考え方がある。今はまだレギュラーシーズンの中盤なのでそうでもないが、終盤になるとこの辺りはかなりシビアになってきそう。とても楽しみ。

2つ目は、これはわたしの好みの問題なのだけれど、選手の情報発信が多いところ。試合後にインタビューがあり、AbemaTVプレミアム会員だと見られるオフショットがあり、チームごとのイベントでライブ配信をやっていたり、当然みんなTwitterをやっていたりなど、選手の言葉を聞ける機会がとても多い。わたしは何かを応援するときにその人が何を考えて何を感じているかを知るのが好きなようで、その辺りを知ることで感情移入して応援するようになった。そうするととても楽しい。

3つ目は、麻雀は自分でできるところ。わたしはとても運動音痴なので野球を見ていても自分では絶対にできないし、技術的な話には実は全くついていけていないのだけれど、麻雀は運動じゃないのでわかる!試合中の解説や選手の牌譜検討配信でひとつひとつの選択の理由がわかったりすると、自分も強くなった気がする(実際この2ヶ月くらいで以前よりはだいぶ上手くなったと思う)

そんなこんなでMリーグにハマってから自分でもまた麻雀を結構やっていて、ネット麻雀と、先日初めて雀荘でリアル麻雀もやってみて、とても楽しかった。 麻雀のいいところは、運の要素が強いので初心者が強い人相手に勝てることもあり、実力差がある人とも割と楽しく遊べるところだと思う。 麻雀できるひと、遊びましょう。

自分について

もう結構長く生きてきたのだけど、今年は自分について少しわかってきた気がする一年だった。 気づいたこととしては、自分は結構飽きっぽいということ。 正確にいうと、ハマるとそのときはそれに夢中なんだけど、もっと好きなことできるとそっちに夢中になって、いろいろなことを並行して継続するのが結構難しいということがわかった。 そして、好きじゃないことをすることは、思ったよりもできない。 自分がやりたいことを続けていくために、それを好きでいるための努力というか、工夫というかをしていく必要があるなと思った。

念願の分割キーボード ErgoDash mini をつくった

こちら完成図です f:id:kasumi8pon:20201026002055j:plain

キーボード本体、キースイッチ、キーキャップ、キーマップ、とすべて自分好みのものを選べるのがめちゃめちゃ楽しい。

こだわりポイント

キーボード: ErgoDash mini

yushakobo.jp まず分割キーボード であることを条件にした上で、 Lily58 と、ErgoDash で迷っていたのだが、 ErgoDashを使い始めて1週間後の現状と感想 という記事を読んでタイピングが下手なわたしはホームポジションからあまり動かずにすむコンパクトなキーボードを使ってみようかなと思ったのと、親指でたくさんキーを押したかったので、ErgoDash mini にしてみた。

組み立てもあまり難しくなかった(ただし、Aキーに触れて上方向にフリックみたいに動かすと入力されてしまって、普通にキーを打つと二重に入力されてしまう問題がある。キースイッチの問題っぽいのではんだ吸い取り器が届いたら直したい)

キースイッチ: Hako Violet

yushakobo.jp これは初めて遊舎工房の店舗でキースイッチを押したときからお気に入りで、今回は lube してみた。カサカサした感じが減ってかなり好き。さらに、キーキャップにOリングを2つずつつけてみた。静音というよりは、押し切ったときの感触がソフトになって、底までの距離が近くなったような感じが好き。 スタビライザーも lube してみて音は気にならないけれど、スタビライザーがついてるところだけ少し重くて押し心地が違うのが気になっている。スタビライザーなしで 1.5U のキーキャップをつけるのもありだったかも。今はそこに Command とタップでかな英数を割り当てているのだけれど、返りが遅くてタップのつもりなのに切り替えができてないことがたまにある。Lower/Raise とかに当ててもいいかもなと思った

キーキャップ: ASTROLOKEYS KEYCAP

drop.com かわいすぎる!!VSCode のテーマも fairy floss を使っているので、お揃いでとても気分が上がる❤️

キーマップ

いろいろ試している。キーマップ考えるのは本当に楽しい。command を親指で押せるようになったのはとっても気に入っている!当初は shift も親指で押したいと思っていたのだが、記号を Raise レイヤーなどで入力するので、レイヤー切り替えが親指でできれば問題なさそう。- と = はデフォルトのまま真ん中に置いているのと、Enter は親指にあてたのはまだ慣れていない。最上段は Raise で記号を打てるようにしてあるけれど、記号の並びをよく覚えていないので結構迷う。 アルファベットはそのままなんだけれど、もともと B とか押すときに右手が出張していたので、(Bない…、あ左手だわ)と思うことがよくある。

次回

左右を繋いでる TRRS ケーブルが普通の白いケーブルなので、このキーボードにあうケーブルをつけたい。 その他だと、今回使わなかったキーキャップを使ったり、キーボードを光らせてみたり、30キーくらいのキーボードをつくったりしてみたいですね!

ちなみに

この文章は今回つくった ErgoDash mini で書いたのだけれど、タッチタイピングもろくにできないし慣れていないしで、めちゃくちゃ時間がかかった。ちょっとまだ仕事には使えない…練習します

Dozen0 をつくった

キーボードをつくった記事 2つめ。

前回、ErgoDash mini か Corne Cherry Light でお会いしましょう、と言ったが、あれは嘘だ。 今日は Dozen0 をつくりました

完成品はこちら

ちなみにこちらのキーキャップはポンタの耳を表現しています(?)

なんで Dozen0

あの後 ErgoDash mini をつくるつもりでキースイッチに悩んでいたときに、こんなものを紹介してもらった。

talpkeyboard.stores.jp

talpkeyboard.stores.jp

キースイッチが試し放題!?しかも安い。これは買うしかない!と勢いで買ったものの、押してもよくわからない。 キーボードとして押さないとよくわからない、困った、と思っているときに紹介していただいたのがこの Dozen0

この間つくった meishi2 はキースイッチを直接 PCB (基盤)にはんだ付けするため、キースイッチを一度つけたら取り外せないのだけど、この Dozen0 は、PCB とソケットをはんだ付けして、キースイッチをソケットにつけるので、キースイッチを簡単につけ外せる。便利だ!しかもキー数も少なくて初心者にも優しい。 ということで Dozen0 をつくることにしました(キーボードにつけるキースイッチを選ぶためにキーボードをつくったのであった)

作成の様子

ソケットのはんだ付けは難しいかと思ったのだけれど、まあいける。ソケットが PCB から浮いてしまわないように逆作用ピンセットというのを使うとよかったらしいのだが、なくても大丈夫だった。あったら便利かも。ソケットは両方つけたので、4 箇所 × 12キー で 48箇所のはんだ付け。残りは ProMicro とコンスルーのはんだ付けで、これは前回もやったので大丈夫だった。

よ〜し組み立てたぞ!と思ってビルドした後、ちゃんと押せてるか動作確認をした結果、1箇所反応しないところがあったのと、2箇所怪しいところがあったのではんだ付けをし直した。反応しないところは再度はんだ付けをしたらうまく動くようになったのだけれど、残りの2箇所が変わらなくて困っていた。しかし、冷静にデフォルトキーマップを見ると、LOWER と RAISE で、単体で長押したときに反応していないだけだった。タップしたときはちゃんと反応したので問題なし。ということで完成 🙆‍♀️

所要時間ははんだ付けやり直し含めて2時間くらいでした。

次回

Dozen0 で思う存分キースイッチを押して、潤滑もして、どれを使うか決めたら、次回こそは ErgoDash mini をつくるぞ!という気持ち。キーキャップは これ を頼んでいて、今日日本に到着したようなのでワクワクです

ARC104 / B - DNA Sequence

RubyAtCoder をやっています。

昨日の ARC104 で泣いたので記録を残しておく。

atcoder.jp

相補的などと難しい言葉が書いてあるが、連続する部分文字列のうち、A の数 = T の数 かつ C の数 = G の数となるものを数える問題。 始点と終点を全探索する。

N の最大値は 5000 だが、終点は始点より後ろにあるので、だいたい 5000 * 2500 = 12500000 で 10 ** 7 くらいの計算量。実行時間制限は 2 sec。 コンテスト中に通せなくて落ち込んでいたのだが、後で聞いたら、String のまま処理していたのを、Symbol にしたら通った。

以下、 String のまま数えたコードと、Symbol に変えてから数えたコードの比較

gist.github.com

通せなかった原因としては、10 ** 7 が通るのかよくわかっておらず、計算量を軽くするほうに考えてしまって結果失敗したため。 TLE のときは今まで計算量自体が多すぎて、アルゴリズム自体を変える必要があることが多かったので、中の処理を軽くするだけでいけたことに驚いた。 まあでも 12500000 回も計算したら小さな差でも大きくなるか。

Symbol の方が速いことは知ってはいたが、普段あまり大量の計算をしないので、差が大きくなることに気づかなかった。 N の数が十分に小さいならともかく、実行時間に制限があるときにこういう部分で甘えるのはよくないなと反省。

あとは、String のままでも index を指定して文字を取得できるけれど、s.chars して Array から取得した方が速いので、この辺りも忘れないようにしておく。

meishi2 をつくった

キーボード、欲しい

自作キーボードの話は結構前からよく聞いていて、分割キーボードいいなーとか、可愛いキーボード使えたら楽しいだろうな〜と思っていた。同時に、つくるのも難しそうだし、はんだ付けとか難しそうだし、そもそもつくるのに何が必要なのかよくわからなくて、非常にハードルを感じていた。

話はかわるが、わたしはキーボードを打つのがとても下手で、運指がめちゃくちゃである。というのも例えば、まれに左 Shift を左手親指でとったりする。ホームポジションとは。これがまたもう20年以上の癖でなかなか直らない。そんなことで困っていたのだが、最近、親指で押してしまうなら親指で修飾キーが押せたらよいのでは!?と思ったのがきっかけで、分割で親指キーがあるキーボードが欲しくてたまらなくなった。

キーボードが欲しい様子↓

銀座Rails#25 で自作キーボードの話が出てきたときの様子↓

はんだ付け不要のキーボードもあるということを知って、それなら大丈夫だろう!と思ったのだけれど、自作キーボードについて調べているうちにはんだ付けやってみるか〜!?とテンションが上がってきた。 特によかったのが紹介していただいたこちらの 『自作キーボードのススメ』。

gihyo.jp

部品の名前や用語、キーボードを組み立てるために必要なものなど、???と思っていたことがまとまっていてとてもわかりやすかったので、これならできるかも!?!?という気持ちになれた。わたしのように興味はあるけれど、なんもわからん、何から調べたらいいの?みたいな人にオススメしたい。

そして、その上がったテンションのまま翌日自作キーボードのお店遊舎工房に行くことにした。

遊舎工房に行く

いろんなキーボードが置いてあって実際にさわれてすごい。数字キーはやっぱり欲しいのでは?いやいらないか?などなど妄想がふくらみテンションが上がって、そのまま一式買って帰ることも一瞬考えた。が、冷静になり試しに meishi2 にチャレンジして、つくれたら次に進むことにした。(組み立てサービスは現状通販のみらしいので、勢いで買って帰って全然つくれない!となったら詰む)

小さいし、キーが4つなので、これならいけそうな気がするよね! yushakobo.jp

meishi2 をつくるには、このキットと、スイッチとキーキャップが4つずつ必要。 スイッチとキーキャップがセットのものも売っていたけれど、好きな色のキーキャップと、いろいろ押してみてなんかいい感じがしたスイッチを別で購入した。 購入直後に、スイッチは別々のを4つ買えばよかったと後悔したけれど、作成後には4つ並んでることで打鍵感がわかりやすいような気がしたのでこれでよかったかも。

作成のようす

meishi2 作者の方によるビルドガイドWEB+DB PRESS Vol.112 を参考にしながらつくった。 道具はビルドガイドのものをそのまま揃えた。のだが、後からはんだがないことに気づいて慌てて注文した。

はんだ付けをするのは中学生以来で緊張していたため、電源を入れずにイメージトレーニングをしてから臨んだ。 最初は奇妙な形にはんだがくっついたりもしたのだが、数をこなしているうちに慣れてきてスピードも上がり、上手いとは言えないがなんとか形になってきた。

一番苦労(?)したのは、ファームウェアのビルドのための環境構築で、

インストールに時間がかかりますので、キー ボードを組み立てる前に環境の準備を行ってください。

WEB+DB PRESS Vol.112 に書いてあったのに忘れていたわたしは、組み立て終わった後、インストールが終わるまでの時間を悶々と過ごすことになった。これから始めるみなさまはお気をつけください。

こちらが完成品

反省点はスイッチがずれないようにテープでとめてからはんだ付けをしたはずなのになぜか曲がっているキー。とめた時点で曲がっていたのだろう……。次回はちゃんと揃えてまっすぐになっていることを確認しよう。

はんだ付けした部分(特に最初の方にやったところ)はめちゃくちゃに不恰好なのだが、問題なく動作したので、意外といけるやん!という気持ち。動くと嬉しい。

次回

自信をつけたので、マクロパッドじゃないキーボードにも挑戦していくぞ!と思っている。可愛いキーキャップを用意して臨みたい。次回は、ErgoDash mini か Corne Cherry Light でお会いしましょう(悩んでいる)

フィヨルドブートキャンプを卒業したので、この1年をふりかえる。

フィヨルドブートキャンプを卒業して、就職しました。 1月から永和システムマネジメントではたらいています。

フィヨルドブートキャンプを卒業したときのミートアップの記事です。 12月のミートアップ - FJORD,LLC(合同会社フィヨルド)

それから、事業部のブログに大江戸Ruby会議08の参加レポートを書きました。 blog.agile.esm.co.jp

ブログを書こうとしたら、約1年ぶりだったのでここ1年をふりかえろうと思います。

1年前のフィヨルドブートキャンプで書いた日報を見ると、2月ごろはデプロイで苦しんでいました。 日報に毎回毎回「○○でハマった」と書いてあります😇 去年の冬はとにかくわからないことだらけでつらかった思い出があります。

このつらさから一転して楽しい!と言いはじめるのが、3月に開発に参加するところからです。 フィヨルドブートキャンプには終盤の学習内容に、開発に参加して PR を送りマージする というものがあり、 それまでも自分がつかっていたブートキャンプアプリの開発チームに入ってスクラムで開発ができます。 これがとにかく楽しかったです。

そして、わたしはこの仕組みが大好きです。好きすぎて何度もこれについて言及している。

プログラミングを学習するためにプログラミングスクールに入って、 開発に参加できるまで成長して自分が使ってたアプリを開発するチームに入れるのすごくよくないですか!? さらに、コミットログを見るとずっと昔に卒業した方のアイコンがあって、今までの卒業生の手が加わってるんだなと感じてとてもエモくて好きです。 2ヶ月くらい上記のスクラム開発をし、またそこから2ヶ月くらい自分のサービスを開発したりもしてました。

6月には AtCoder を始めています。(AtCoder コンテスト実績) 途中に間が空いてる期間もありますが、今もぼちぼちやっています。 近いうちに緑になりたいなあ。

8月から年末まではアクトインディでアルバイトをさせていただいていました。 毎日本当に楽しくはたらくことができました。3日目から楽しい!って言ってますね

実務未経験から入って、たくさんのことを学ばせていただきました。 プログラマだけではなくいろんな立場の方もいるチームでプロダクトをつくる経験がとても面白かったです。 お世話になった方々には本当に感謝感謝感謝です。

そして、今年1月から永和システムマネジメントのアジャイル事業部ではたらいています。 まだ2ヶ月経っていませんが、永和でも毎日楽しく Ruby を書いています。

もうお気づきかと思いますが、3月から楽しいとしか言っていない。 毎日楽しいので、楽しむ気持ちを忘れずにこれからもやっていきたいなと思います。

それから、もっと気楽な気持ちでブログをぼちぼち書いていきたいなあ(願望)

TokyoGirs.rb に参加してきました!

3/2(土) TokyoGirs.rb Meetup Vol.1 に行ってきました!🌟

TokyoGirls.rbとは?

techplay.jp 登壇者が全員女性、また女性専用の参加枠を設けた、女性も参加しやすいRubyの勉強会で、今回が記念すべき第1回目の開催でした!

以下の記事で運営の伊藤さんが企画の経緯をお話しされています。

blog.jnito.com

参加を決めた理由

私が初めてRubyのコミュニティに触れたのは、Rails Girls Tokyoでした。 名前のとおり、参加者はほとんど女性で、コーチの方も女性のコーチが多く見られました。 そのため、"女性が少ない"という意識は特にありませんでした。

その後Rubyの勉強を続けながら初めて勉強会に参加したとき、女性の割合が極端に低くびっくりしたのを覚えています。 他の参加者の方もみなさんいい方で特に嫌な思いをしたわけではないですが、なんとなく緊張してしまいました。

それからあまり勉強会に出かけることはなかったのですが、今回TokyoGirs.rbの開催のお話を聞き、 女性も参加しやすい勉強会ということで、これをきっかけにいろんな勉強会に積極的になっていきたい!と考えて、参加させていただきました!

登壇者のみなさま

4名の方が発表されました。

かなきゃんさん

好きなことを仕事に エンジニアはいいぞ😉/ TokyoGirlsrb - Speaker Deck

昨年エンジニアになる前は、アイドルと携帯キャリアの販売員をされていたというかなきゃんさん!👀 好きなことを仕事に!というお話でした。

印象的だったのは、「夢から逆算して何をすればいいか、"今日"何をすればいいか、まで考えて行動する!」という言葉でした。 もちろん行動力もすごい!と感じましたが、ここまでしっかり考えてさらに実際に行動されているのは本当にすごい!尊敬します。 アイドルになるという夢を叶えたのも、販売のお仕事で全国1位になったというのも、頷けました。

私も自分の好きなことってなんだろう?と考えた結果エンジニアを目指そう!と思ったので、とても勇気をもらえました。

しなもんさん

システム障害との向き合い方 @sinamon129 #tokyogirlsrb - Speaker Deck

しなもんさんのエンジニア人生のなかで大きい内容ということで、障害対応と深夜メンテのお話でした。

わたしのなかで強いエンジニア!のイメージのしなもんさんでも、当然ですが新入社員として入社したときは、障害対応は強いエンジニアがやってる、と思っていたそうです。 そのなかでも、自分も障害対応できるようになろう!と、積極的に対応している先輩の横にいって話を聞いたり、自分の中で「先輩より先に障害の原因を特定するゲーム」をしていたとのこと! なかでも、インフラなどの知識には差があっても、その日リリースした内容については知識の差はあまりない、というお話があり納得しました。

ゴリゴリテックなお話をされるということで、もしかしたらレベルが足りない自分には理解できないかな……?と心配していましたが、周りに障害対応できるように成長してほしい人の視点と「障害対応できるようになるまで成長してきた過程の両方についてお話をしてくださり、とても勉強になる内容でした! (わからない単語もでてきたので、勉強させていただきます!)

ようさん

http://youchan.org/slides/tokyogirls_rb/

Rubyの好きなところをお話してくださったようさん!

ひとつめは、Rubyでは「みんなオブジェクト」というお話。 最近他の言語を勉強する機会があり、対比としてRubyのよさがわかってきたわたしは、「わかるわかる!」という気持ちでいっぱいになりました☺️ ふたつめは、ブロックについて関数型言語と比較しての説明をしてくださいました。 ブロックとProcオブジェクトについて、わかった……ような?というレベルの私ですが、理解のヒントになった気がします!

最後に、Rubyのコミュニティが成熟しているというお話でした。 Rubyは日本でつくられており、昔からコミュニティ活動が盛ん! わたしも好きになったRubyが日本でつくられていて、なんだかとても嬉しくなりました。まだコミュニティについては深く知らないので、これからもっと知っていきたいと思いました!

また、Ruby機械学習自然言語処理をできるようにする活動をされているとのこと。興味があったので、機械学習など知識0の状態から一歩踏み出すためのオススメをあるか質問させていただいたところ、『恋するプログラム』という本を勧めていただきました!さっそく読み始めています✊

かとりえさん

TokyoGirls.rb Meetup vol.1 - Speaker Deck

チームの変化を自分の変化と捉えて、成長する!というお話をしてくださったかとりえさん。 チームの扱うプロダクトが加わって勉強したことない言語も扱う必要がでてきたり、新しいチームができてリーダーが必要になったときあまりやったことのないリーダーになってみたり。 そんな、いろいろなチームの変化に適応するときに、自分も成長できて、「なんか得した気分」とのこと! 壁を乗り越えるときに成長するとはよく言いますが、そもそも壁を前向きに捉えることができるのは素敵ですね!✨

すぐに真似できると思ったので、私も意識したいと思いました💪

TokyoGirls.rbのよかったところ

託児所がある!

今回のTokyoGirls.rbのすごい点として、託児所がある!というところがあります。 託児所スポンサーの方々のおかげで、会場のすぐ近くに勉強会参加者の方のお子さんを預かってくれる場所を設置できたとのこと!

スポンサーLTのとりいさんのお話に、「託児所、自分には関係ないと思ってませんか?」「でも子育てしている人にとってよい環境ということは、みんなにとってよい環境」というお話がありました。 私は子どもがおらず、関係ないとは思っていませんでしたが、託児所があるとどれだけ便利かわかっていませんでした。 「いつもパートナーに子どもを預けて勉強会に参加するのは申し訳ない……でも託児所があればパートナーの時間も確保できる!」ということになるほど!と思いました。

託児所のおかげで参加できる方がいるってすばらしいことですね!スポンサーのみなさま、ありがとうございました!

ぼっち対策!

発表がすべて終わった後の懇親会が始まる前に、ぼっち対策!として、

  • (使ってるエディタごとの)グループ分け

  • 会話に困ることがあったらこんなことを話そう!の例

がありました。(すごい!👀)

そのときお話されていた伊藤さんも「コミュ障っていうけど、みんなそう。自分も別に得意じゃない」とおっしゃってました。 そう!みんな同じ、と思えば一歩踏み出しやすくなりますよね✨ わたしも話すのは下手ですが、普段より頑張って参加してみました。(お話ししてくれたみなさまありがとうございます!)

参加してみて

女性が参加しづらい雰囲気は全くなく、むしろ女性の方が参加者比率としては少し多めな勉強会でした。

それぞれの発表に学びとやる気をいただいて、Rubyの勉強だけではなく、勉強会への参加についても前向きになれました!

企画・スタッフのみなさま、登壇者のみなさま、スポンサーのみなさま、本当にありがとうございました!